”慧”小論文


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1997年6月9日;歴史観の大転換…文責;山口泰幸

「古代遺跡探訪記」というもうひとつのサイトを、実は運営しています。 このサイトは少しマニアックなのですが、超古代の歴史について考えるものです。 実証性を高めるために、現実に温存されてきた動かしがたいものということで、 巨石や神社、そして聖なる山を対象にしたサイトです。概念デザイン研究所のサイト よりもアクセス数は数倍も多く、インターネットの世界はやはりエンターテインメント系 の方が有利なのかと、少し複雑な思いを抱く昨今です。

さて、以前から超古代などについて興味を持つ人間にとっては、人間の歴史観を 数万年単位で見るという、いわば学校教育的な常識とはかけ離れた視点を持つ ことはごく自然な感覚なのです。したがって、グラハムハンコックが「神々の指紋」 の中で言及していること自体は良く知られた内容なので、内容そのものに驚くという ことはありません。ところが彼の著書は200万部を超える超ベストセラーと なりました。これは不思議なことでした。彼の文才というよりも、彼の著書が 時代という乾いた砂にどんどんと吸い込まれていった、という気がします。

グラハムハンコックの著作内容についての真贋についても、それを問う声が 決して低くはないのですが、それはさておき、無名のジャーナリストが一躍 世界に飛び出し、しかもキリスト教的背景を背負っている西洋人の彼が、歴史観 を転換させるような舞台で活躍できる、という最近の状況に着眼する必要があります。

数年前に縄文土器がカムチャッツカで発見されていらい、それまでの学術的常識を いともたやすく塗り替えるような、現物が数多く発掘され始めています。 つい最近九州で発見された、9500年前の縄文集落の跡と言われる遺跡は 歴史観の転換に確信を与えています。おそらくこの遺跡の発見は、将来画期的な 発見として学術上にその功績を称えられるでしょう。

要するに歴史観の転換は既に始まっています。そのことを十分に認識する必要があります。 ハンコックの指摘や上記の縄文遺跡よりもさらに重大な遺跡が2年前に発見されました。 それが 沖縄海底30mに眠る巨石遺跡です。2ヶ月くらい前にこの海底遺跡は 琉球大学の木村教授によって少なくとも3000年、地質学的には12000年前 の可能性を持った人工物であるとアナウンスされました。

沖縄海底遺跡は「海底ピラミッド」として既にアメリカの番組でも取り上げられ、 私の所にも「古代遺跡探訪家への質問」としてアメリカやカナダからアプローチ がありました。西洋人であるグラハムハンコックの唯一のそして最大の誤算は 彼の著書が発表された後に、この大発見が公表されたことです。

ギゼのピラミッドやスフィンクスが現在言われているように紀元前4000年 ではなく、それを遥かに溯る紀元前約10000年に構築されたという 「目から鱗」の説をといているのがハンコックですが、沖縄海底ピラミッドは それすらも凌駕するほどの内容を秘めています。

日本はよく世界の雛形だと言われます。沖縄は日本の雛形であり縮図です。 そこから海底ピラミッドが21世紀直前に発見されたという意味を噛み締める ことが重要です。日本の歴史教育はあまりにお粗末です。紀元200年後位からしか 日本の歴史がなかったような、そしてそれ以前は原始的生活であったような、 そんな時代錯誤の教え方がされています。

通常の感覚を持っていれば、少なくとも紀元4000年からは詳細で連綿とした 歴史が確認されている中国やエジプトやギリシャ等の歴史から見て、 たかだか紀元200年のそれより以前の詳密な歴史が欠落しているのは極めて 不自然なことです。

日本における歴史観の是正を含めて私たちは人類の歴史観を大転換 させるべき重要な地点に今います。そしてそのことを立証する現実の物体がぞく ぞくと出現しています。

近代工業化社会が歴史的なほんの一幕でしかなかったという視座は、ビジネス的にも 社会生活の上でも重要です。それはわたしたちのあらゆる行動指針に影響します。 21世紀に「慧眼」を持って活躍する人々には、少なくとも10000年の 人類史を前提にして行動をするような、歴史観の大転換が必須です。

  


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