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〒690-0035 島根県松江市佐草町227
八重垣神社の真正面に繁茂した連理玉椿の大樹
八重垣神社鳥居
八重垣神社の狛犬
八重垣神社拝殿
八重垣神社本殿
境内の大木根元の洞
八重垣神社奥宮にある鏡の池
八重垣神社裏手の大杉の森
夫婦椿;子宝椿
山神神社
境内社;貴布禰神社と手摩乳稲田姫の母神)神社
境内の石碑
神巡りの軌跡…日本の美しき神社
Jinjya(shrine) & sacred Rocks八重垣神社
yaegaki-jinjya ; shimane
泰山の古代遺跡探訪記
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須佐之男命の妻である櫛名田比売命を祀る古社。
神社の真正面に繁茂した夫婦椿が印象深く記憶に残っている。
スタイルの良い狛犬が、八重垣神社のセンスの良さと優しさを醸し出し、
境内一面に広がる白砂が陽に映えて眩しいほどの輝きを発している。
夫婦円満を祈願する神社としても有名。
「八雲立つ出雲八重垣妻籠みに、八重垣作るその八重垣を」
と、須佐之男が和歌を詠んでいる。
1989年秋の三輪山登拝から3年後の1992年初春に、日本ピラミッドとして有名な広島の葦嶽山を
訪ねたその足で、まっすぐに向かったのがこの八重垣神社である。
大歳と呼ばれたスサノウの第五子、ニギハヤヒノミコトの父君と母君を祭るゆえなのか、
それとも夫婦和合の意味ゆえなのか、出雲大社ではなくまず行きたくなったのがこの
神社であった。
八重垣神社を訪ねた折、日本の神々は夫婦としての男神と女神をセットで祭ることが
大基本であると痛感した。
ニギハヤヒノミコトが鎮まる三輪山は大物主という御霊そのもの
を祀る神社であり、その意味と存在感は極めて特殊なものであると当時も今も感じているが、
三輪山を踏まえた上で、夫婦神を祭る、すなわち男女の強い繋がりを重視する神社を訪れることに
なったことは印象深いできごとであった。
それ以降、わたしは神社を見るときに、主祭神と
どのような家族的な繋がりを以って他の神々が祀られているのかに注意するようになった。
ニギハヤヒは私にとって重要かつ親近感を最も抱かせる存在である。
その父神であるスサノウは
大きな存在であるとは感じつつも、ニギハヤヒとの関わりに比して遠い存在であるのだが、
スサノウを祀るというこの八重垣神社には非常に親近感を覚えるのと同時に、スサノウの厳格さ
よりもニギハヤヒの慈愛が強く心象として残っている。
そのことは私にとって不思議な感じなのである。因みにこれは極めて個人的な印象なのだが、八重垣神社に飾られている御神像であるスサノウ像はスサノウというよりもニギハヤヒのイメージに近いのであるが…この辺のことを詳しく研究している人が居れば是非御神像について詳細を伺いたいものである。
参詣;1992年 記;2006年秋 泰山
八重垣神社由来記
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