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〒509-3512
岐阜県大野郡宮村5323
TEL 0584-22-1225
飛騨一之宮水無神社
飛騨一之宮水無神社拝殿
飛騨一之宮水無神社本殿
飛騨一之宮水無神社;鳥居横の御神木である杉の大木
水無神社境内にある
伝説のご神木。
近鉄奈良駅すぐ傍にある率川(いさがわ)神社。小さめだが格式の高い神社。
右殿に母神の玉櫛姫(長脛彦の妹で三炊屋姫)を
瀟洒な社殿は現在改修中であった。(2006年9月時点)
社殿正面においてある磐座。
境内摂社にある率川阿波神社。
阿波神社の御祭神は事代主神。(別名イビシツヌという。)
神巡りの軌跡…日本の美しき神社
Jinjya(shrine) & sacred Rocks水無神社
minashi-jinjya; gifu
泰山の古代遺跡探訪記
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1992年に広島県の葦嶽山からぐるりと出雲地方を廻った翌々年、1994年早々に訪れたのが飛騨高山の位山である。
位山は以前から日本ピラミッドの一つではないかと言われている聖山であるので訪れた訳だが、もうひとつ
この山をご神体山としている飛騨一之宮の水無(みなし)神社に寄るのも目的であった。
飛騨一之宮;水無(みなし)神社の御祭神は御歳(みとし)大神である。
水無は皆主、水主、水成し、スイム…などと呼ばれ、水に深くかかわる神様であるとのことだ。
ご神体山の位山は、南に飛騨川、北に神通川を分ける分水嶺にもなっている。
位山には伝説も多いが、地政的にもかなり重要なポイントであるといえるだろう。つまり
地と水を分けるのである。
御歳大神は大神と冠されるほどであるから、言うまでもなく非常に格の高い、しかも由緒ある血筋である神様
と思って差支えない。そのとおり、この御歳大神とは大歳=ニギハヤヒノミコトが出雲から古代近畿地方に入ったときに、
地主神として君臨していた長脛彦の妹;ミカシギヤヒメノミコト(後でそう名前が付けられたのだろう)を正妻として娶り、
その第三子として生まれた姫君である。
因みに、御歳大神には兄弟がおられ、長兄が宇摩志麻治尊、次兄が天香山尊(高倉下尊)である。
御歳の歳はニギハヤヒ=大歳の歳を継いでいるといわれるが、私もその通りかと思う。
御歳神は伊須気依姫、あるいは高照姫とも呼ばれ、記紀の中ではでは比売多多良伊須気余理比賣(ひめたたらいすけよりひめ)、
媛蹈鞴五十鈴媛(ひめたたらいすずひめ)などと呼ばれている神様で、神武天皇の正妻である。
位山が「神武天皇稜ではないか」という話があることも事実だが、少なくとも位山、水無、御歳、神武は明確に繋がっているのである。
媛蹈鞴五十鈴媛(ひめたたらいすずひめ)の中にある鞴;タタラとは砂鉄を生産するために用いられる大型のふいごのことである。
宮崎駿の「もののけ姫」の中でも大勢の女性陣が足で大型のふいごを踏んでいたのを思い出す。
鞴があるということは鉄に関係し、同時に砂鉄を産する場所に関係する。ニギハヤヒが鎮まる三輪山の北西にある穴師地区には
まさに古代血川とも呼ばれた砂鉄を産出した巻向川が流れている。また穴師とは鉱山採掘者のことでもある。
私にとって、御歳大神を訪ねるということ、水無神社へ参詣するということは、ニギハヤヒノミコトの直系の血脈を訪ねるということで
非常に意味あるものなのであった。
12年後の2006年秋に、三輪山再訪の後、その足で近鉄奈良駅傍の率川(いさがわ)神社に詣でた。この神社は社や境内は小振りなものの、
まことに気品のある神社である。率川神社の主祭神が御歳大神なのである。
西暦593年に推古天皇の勅命によって、大三輪君白堤が神武天皇の皇后;すなわち伊須気依姫=御歳を祀ったと伝わっている。
私が訪れたときには丁度社の改築中でありあまりじっくりとは拝見できなかったが、正殿には3つの社があり、向かって左から
父神、姫神、母神と社が並んでいる。その姿から子守明神ともよばれている。
中央の姫神とは言うまでもなく御歳大神のことであるが、左の父神こそ大歳=ニギハヤヒであり、右の母神こそミカシギヤヒメなのである。
その姿は神々しいほどに麗しく愛情の溢れるものなのであった。
参詣;1994年初春…水無神社、2006年9月…率川神社 記;2007年春 泰山
これを伐採しようとしたところ
一夜にして捻じ曲がった
と言われている。
大歳=ニギハヤヒの末娘である御歳(比売多多良伊須気余理比売、媛蹈鞴五十鈴媛)が主祭神。
御歳は神武天皇の正室である。
左殿に父神の狭井大神(狭井神社の狭井で狭井大神とは
大物主の荒御魂のことを言う。すなわちニギハヤヒ)を祀る。
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