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伊豆半島の根元に広がる通称沼津アルプス。最高峰が鷲頭山。
葛城山頂から真北方向(厳密には北北西)に鷲頭、愛鷹、富士というピラミッド群が連なっている。
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泰山の古代遺跡探訪記
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Gainendesign-Labo.
生まれてこのかた数十年神奈川県に居る。神奈川県をはじめ関東、伊豆は庭のようなものである。
ときどき日帰りで湯河原や熱海の温泉に浸かりに行くことにしている。今年はどういうわけかもう少し
足を伸ばして修善寺か長岡あたりまで行こうかと言うことになった。
…
”庭代わりの伊豆”へのアプローチは
決まって海岸ルートだった。珍しく今回は箱根の山越えで、しかも有料を通らずに国道1号線で行って見ることにした。
そういう「いつにない行動」をとるときは、たいてい”あちら”からの”引き”がある。
…
そんなこと全く考えもせずに長岡への山越え最短ルートを見てみたら、箱根から一気に三島に降りるのが
最もよいことに今更ながら気がついた。伊豆が”お庭”なんてとても恥ずかしくて言えなくなってきた。
確かに藤沢から三島まで箱根を経由すればほとんど直線コースで、ただ険しい箱根路があるだけなのだ。
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ということになれば、長岡へは2時間足らず、当然途中の箱根や三島に寄りたくなる。…で、結局今回の
伊豆行き1泊温泉旅行は三島大社と箱根神社への参詣ともなってしまった。
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長岡で遊ぶことばかり考えていた私に旅のヒントをくれたのは家内であった。
『葛城山って、ロープウエイで上れるのね…』
そのフレースは寝ぼけていた私を一挙に巨石モードにしてくれた。
『あっ!…そうだ!葛城山か…』その瞬間から今夏の伊豆行きは参詣と巨石探訪の旅に次元超えをしたのだった。
…
伊豆の葛城山は大和の葛城山を追われ伊豆に流された役の行者(小角)が拠点として命名した山だ。
奈良の葛城山にも夥しい巨石群がある。伊豆も同等なのだ。だから西伊豆に行くのならば巨石探訪の地として
葛城山は外せない。
…
葛城山頂に磐座があることは当然推定できる。今回は特に葛城山頂が東海地方の中でどういうポジションにあるのかを
カラダでたしかめたかった。
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箱根の峠を超えると10kmほどのダラダラとした長い下り坂になる。その半分も過ぎるとやがて前方に駿河湾の眺望が
開けてくる。左手前が三島、前方の遠い市街地が沼津、そして右に富士山の勇姿を拝むことになる。
三島市街地の向う側が西伊豆だ。そしてそこにやや低めの連山ながら、カタチにとてもインパクトのある山々が見えてくる。
それが鷲頭山をピークとして、香貫山〜横山〜徳倉山〜志下山〜小鷲頭山〜鷲頭山〜大平山と続く、沼津アルプスである。葛城山はその一隅にある。
…
そしてやはり葛城はすばらしい所なのであった。


遠方の雲の上にかすかに富士山の山頂が顔を見せている。
中間の愛鷹山もピラミッドと言われている。もちろん巨石の宝庫だ。
伊豆ピラミッドラインから言えば、”当然”葛城山もピラミッドとなる。
このラインを南に伸ばせばご存知天城山に至る。非常に美しい光景。

鷲頭山のズームアップ。
登頂当日の朝は小雨が降り、葛城山をはじめ沼津アルプスは霧に煙っていた。
ロープウエーに乗る頃から晴れ始め、葛城山頂へ行く頃にはすっかりと晴天になっていた。
鷲頭の遥か向うに、丁度そのときだけ雲が晴れて、黒い富士山の山頂が顔を出してくれた。
鷲頭山は形状が高千穂峯に似た美しい山の字型のピラミッドであるということが分かる。
富士山が出現する前に第一の聖山であった愛鷹山が鷲頭の延長線上にあり、
さらに霊峰富士が最奥にある。こうした構造の一部を形成している葛城山が重要である
ことは疑い無い。神通力を会得した役の行者が伊豆葛城山を拠点にしたのも頷ける。

葛城山頂にあった”雨乞い石”

葛城山は筑波山と同じように頂上は二峯でできている。
葛城神社のあるロープウエー頂上駅付近が一峯となっており、
西方に約200mほど行ったところに第二峯がある。
両峯はやや下った平坦路でつながっており、馬の背状態になっている。
その平坦路の途中に幾つかの興味深い磐座がある。
これはそのひとつで、メンヒル状の石を幾つかの石で囲んであるもの。

第二峯頂上にある磐座。
コチラの方が重要かと思われる。
この周辺には数十の小ぶりの磐座が頂上に向って積み上げれている。
これはその中のひとつで、小型の”天岩戸”構造。
石をこのように組み合わせて空間をつくっている状況は
その他の地域でも良く見うけられるので留意。
「Kヶ原」にもいくつもあった。

頂上にあった巨石。




これがその「雨乞い構造」の拡大写真。
水溜りの部分の鋭利な加工痕跡に注意。
岐阜の山岡町の山中に在る「雨乞い石」も同じように
鋭利な切り口があり、そこが天を向いて、丁度
コーナーが水桶のようになっている。
いわゆる”エネルギーを感じる”超スグレモノの巨石なのだ。


私の巨石探訪はほんとうにありがたいことに殆ど晴天に恵まれる。
葛城山登山もまったく同様で、朝方の小雨も嘘の様に「巨石晴れ」となっていた。
空を見上げたら、珍しい『龍雲』と『大日輪』が出ていた。
…
葛城山は泰山お勧めの超癒し巨石コースです!!!
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