彦島のピラミッドと巨石


彦島シリーズ000;8/Dec. 1999

はじめに;彦島ピラミッドゾーン Copyright(C) 1999 by Taizan(Taikoh Yamaguchi) @ Conceptual Design Laboratory



泰山の古代遺跡探訪記
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コンセプチュアル・シンボル
”創造のピラミッド” Gainendesign-Labo.


1999年9月18日に下関の彦島からメールを頂いた。それがこのスペシャルコーナーの始まりだった。
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『はじめまして。インターネットラジオ局 Web Radio Station Shimonoseki
Click Radio「Click Lab Z(くりらぼZ)」担当パーソナリティの おびお と申します。
Web Radio Station Shimonosekiは山口県下関市にスタジオを置き、リアルオーディオ配信を利用して
世界へ情報発信しているインターネット放送局です。おもしろおかしいホームページをネタにおしゃべりする
私たちの番組「くりらぼZ」の後半で「泰山の古代遺跡探訪記」を紹介させていただきました。
なお、オンエアは1999年9月20日17:00〜27日17:00の間となっています。
もしよろしかったら http://www.tip.ne.jp/c_radio/ をご覧下さい。
10年以上研究を続けておられる泰山様には釈迦に説法かもしれませんが、当地、
下関市にもピラミッドと呼ばれている地形は数カ所ありますが、その中で、彦島
ピラミッドが、広島県の葦嶽山のページで開設しておられる、参道に点在する巨石群、
「命名をしたくなる」ような巨石が必ずある、日本のピラミッドの大きな特徴は本殿と
してのピラミッドに対する拝殿山あるいは拝殿部分がある、といった点で完全に一致しており驚いております。
 彦島ピラミッドにつきましては、ごく簡単ですが私のWebサイトに書いておりますので、もしよろしければご覧下さい。
http://www2.tip.ne.jp/~nakani00/desima11.htm
拝殿山についてはおそらくこの地がそうだと思います。
http://www2.tip.ne.jp/~nakani00/mac_019.htm』


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彦島と聞くとふたつの記憶がよみがえる。ひとつは少年の頃映画で見た宮本武蔵と佐々木小次郎の
決闘の場である巌流島。もうひとつが世界的にも有名になった彦島ペトログラフである。
既に日本全国の巨石とピラミッド情報約1000件を収集していたので、彦島にもピラミッドがあることは
知っていた。そしてたしかにピラミッド型の美しい山が写真で掲載されていたことも知っていた。
その記憶がすっかりと頭の書庫の奥にしまわれようとしていた丁度そのとき、INTERNET彦島のクリラボから
あらためて情報が舞い込んできたのである。しかもインターネットラジオで小生の「泰山の古代遺跡探訪記」を
紹介して頂けるとのこと。…もう一度ゼロから彦島を調べて見ることにした。
その後数度のやりとりがあって、クリラボのオビオこと中西さんから貴重な「彦島風土記」のコピーや
図を送っていただいた。そこに記述されている内容を丹念に追いながら、私なりの情報も合わせてあらためて
彦島を中心とする九州、四国、中国地方にまたがる大きな図を描いてみた。それが次の図である。




結論を先に言うと…彦島は遠く霊峰高千穂の峰をも含む、大きな「彦島ピラミッドゾーン」を形成しうる、
”臍”のような存在であることがわかってきた。中西さんがいみじくも、「彦島は世界の中心!」であると言明する
論拠は確かに在りそうだ。”臍”とは地域文化圏の精神的な拠点を意味する。つまり、古代においては
「世界」と言っても差し支えないほどの大きな地域(半径300km位)を鳥瞰的な視座において捉えたところの
中枢が”臍”であり、主に祭祀を中軸にしながら、文字通り政(まつりごと)、経済、文化、生活の拠点であった
のではないかと推察できる。

彦島の語源は「引島」、「低島」にあるようだが、上図でわかるように、彦島という窪みの中の小さな突起から波状に
形成されている九州各地の霊山から見れば、まさに彦島は「低き島」と言えそうだ。

現地の真の姿はやはり現地調査をしてみなければ何とも言いようがないが、少なくとも地図のみからでも
彦島の”存在の面白さ”を認識することができる。

北九州にある彦島ピラミッドと関連が深そうな山々、例えば風師(かざし)山、皿倉(さらくら)山、足立(あだち)山等についてはまたあらためて
言及したいと思う。ここではもっと大きな鳥瞰で彦島を捉えてみたい。

彦島を中心に東西南北および45度のラインを引くとそこには極めて重要な対象が載って来る。
祭祀拠点としての彦島の鬼門(東北)にはかの出雲大社があり、辰巳(東南)に宇佐神宮、宇佐とほぼ等距離で
裏鬼門(西南)に大宰府天満宮がある。そしてのこりの西北の延長線上に朝鮮半島の釜石(プサン)、さらに奥に
大邱(テーグ)がある。朝鮮半島にも何がしかの祭祀に関わる重要対象があるはずだ。

彦島の真南に北九州の霊峰;英彦山が聳え、その先に釈迦ヶ岳があり、両山の中間に、これも古代の重要な文化拠点
である日田(ひた)がある。(因みに日田と同音の飛騨は畿内、岐阜にもある)
さらに南下すると、今私が特に関心を寄せている九州の霊峰高千穂の峰に行き着くのである。そして霊峰高千穂の峰と
ほぼ同心円上に、巨石遺構としては非常に重要な広島県葦嶽山ピラミッドと足摺の巨石群が存在するのである。
また、彦島から葦嶽山は真東に対してほぼ+30度、同様に足摺巨石はほぼ-30度となる。
天岩戸神社がある高千穂峡の同心円上には、ピラミッド山として著名な宮島の弥山(みせん)長崎の多良岳が載っており、
最近気になりだした宮崎県北方の大崩山(おおくえやま)、中国地方の冠山なども載ってくるのだ。

中西さんが紹介してくれた彦島ピラミッドは臍としての重要な聖山であると同時に、周辺の中規模ピラミッド山を仰ぐための
拝殿山でもありそうである。そしてさらに遠く目には届かぬが大規模ピラミッドの英彦山、高千穂の峰を”祈り、思う”
場でもあると考えられる。彦島は彦島のみの視点だけではなく、九州からも、中国、四国からもそして半島からも見てみる
大局観が必要だろう。彦島は「ペトログラフの島」、「巌流島ある島」という肩書きを一度脱ぎ捨てて、まっさらなゼロの
状態から「What Hikoshima is all about?」(彦島の存在の本質とは一体何なのか)を掘り下げることが重要である。
う〜む!これは面白いゾ!Hikoshima!


…泰山…


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