彦島ピラミッド周辺の山々 Copyright(C) 1999 by Taizan(Taikoh Yamaguchi) @ Conceptual Design Laboratory
泰山の古代遺跡探訪記 Presented by…
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1999-Dec.-9『今私はフランスはパリに在住しています。時間のある時はパリ近郊のメガリッツ
探訪に出かけたりしています。メンヒルやドルメンがちらほらとあります。日本のように神社に守られ
ているわけでなく、森の中にポツンと佇んでいます。日本にある巨石等は花崗岩が多いいようですけど、
パリ近郊のは大理石系がほとんどのようです。ブルターニュのカルナック巨石群は花崗岩製がほとんど
でした。実は今年の4月に日本に帰国した際に、宮島の弥山、それといま話題の風師山、足立山、阿蘇山、
に登頂してきました。やはり足立山の神社も妙見神社でした。巨大な龍神の壁や途中ゴロゴロしている
巨石やら、スパッと切られたような断面、積み上げられたような石達、山頂にはやはり石達がゴロゴロ
していました。いい感じのところでした。』…A. Koizumi
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日頃から愛用している10万分の一の地図をそのまま借用したので、少し汚くなってしまって見にくいかもしれません。
INTERNET彦島の中西さんから送って頂いた「彦島風土記」という貴重な資料を丹念に読んで見た。
「太陽の道と彦島」と題されたその文献には数々の貴重な情報が載っていた。その中の最大のものが、彦島周辺の
山々の磐座群なのである。以前中西さんのHPで紹介されていた彦島ピラミッド(弟子待山というそうだ)を
当初私は対岸の九州にある風師山と間違えたことがある。それは地図で見ると彦島を基点として重要な方角である
東に、等高線から見てピラミッド形態の山があったからだ。しかもその名前も風師山という何か不思議な響きの在る山が
そこにあったからである。中西さんの写真がいわゆる彦島ピラミッドであり、彦島本体に属する山であることは
その後の中西さんからの説明で理解できた。…がどうしても地図で見た風師山が気になってしかたがなかった。
そしてついでにさらにその周辺をチェックすると、それらしき山々がぞろぞろと目に飛び込んできたのである。
「彦島風土記」の記事の中では風師山、足立山、皿倉山が主に解説され、頂上や周辺の磐座、列石等について
詳述されている。特に圧巻は戦前の破壊が進む以前の山容についての記述である。こうした調査報告が既に
なされていることに敬意を表したい。…その詳細は別項に譲るとして、今回のポイントは彦島周辺に存在する(祭祀的)霊山
の存在の確認と、彦島を彦島だけではなく周辺から眺めてみることの重要性の確認である。
これらの山々は彦島を含めて全体としてピラミッドシステム(総合的な機能集合体)を形成しているはずである。
上記のメールにもある「龍神の壁」「スパッと切られたような(人工的な)面」、北斗(北極星)信仰の妙見社の存在等々、
巨石のネットワークによる何か大掛かりな「隠し絵」がありそうなのだ。因みに足立山の麓の妙見社は彦島のほぼ真南にあり、
彦島頂上の北斗を拝したと考えられる。何か関連の天体計測装置が確認できるといいのであるが。天体計測装置については
岩屋岩蔭遺跡の特集をご覧下さい。
…
彦島を考える場合、前述の様に九州、四国、中国地方までをも検討範囲にいれるべきと思う。そこで地図上に気になる
山々をプロットしてみた。するとどうであろうか、戸ノ上山、風師山、火の山(公園)、青山と地図上ではっきりと
ピラミッド山であると思われる山が一直線上に並ぶのである。是非近隣の方が山口県の火の山、青山を探査される
ことを期待したいものである。一方、皿倉山、権現山頂上にも巨石遺構があるらしい話が伝わっているので、彦島ピラミッド
探索と同時に、これらの周辺の山々の総合的な探索も極めて重要であることは間違いない。
う〜む!これはますます面白くなるゾ!Hikoshima!
12月12日追記…
上述の戸ノ上山、風師山、火の山、青山の4峰からなる直線を南方に延長すると、英彦山に行き着く。
また、これらの連山と足立山、皿倉山を大きな”弧;扇”と考えると、彦島ピラミッドである弟子待山は
その”扇”の”要(かなめ)”に相当する。…また、
彦島の名前のルーツが低島だったとしても、それを
「彦」島としたのは何故なのか。英彦山の「彦」との関連は何なのか…興味はつきない。
そんな折、パリからメールを送って頂いたA. Koizumiさんから、今年の4月に足立山に登ったときの貴重な
写真が届けられた。足立山の中腹や頂上付近には巨石群があることが分かる。そして足立山の山容から
やはり足立山もピラミッド(形態の)山であることがわかる。足立山は彦島ピラミッドの真南に位置し、その麓に
北斗信仰の妙見神社がある。可能性としては、足立山、妙見神社周辺の巨石遺構と、彦島ピラミッド山中の巨石遺構
との関係において、北極星を計測するシステムがあるかもしれない。また、巨石の面に北極星、北斗七星を表現した
痕跡が認められる可能性もある。いずれにしても彦島ピラミッドにとって東の風師山同様、南の足立山も重要である
ことは間違いない。…メールにあった、「龍の壁」とはどういうものなのか…
彦島の南西に並ぶ権現山、皿倉山のラインも大いに気になるところだ。これらの山の山頂にも巨石群が存在すると「彦島風土記」
は伝えているが、両山の主要巨石群の関連性が、彦島本体につながっているのか、それとも他の周辺の山々へつながっているのか、
これは現地調査をしなければ見えてこないが、やはり何らかの関係性が存在しているという仮説を抱きながら調査を進める方が
良い結果が得られるのではないだろうか。…

Copyright(C) 1999 by A. Koizumi
…泰山…