泰山の古代遺跡探訪記---国内情報コーナー

若狭富士;青葉山の麗姿

in Kyoto Pref. /Wakasa-Fuji;Aobayama

Copyright(C) 2003 byTakano


泰山の古代遺跡探訪記
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”創造のピラミッド” Gainendesign-Labo.


京都府宮津の高野篤人さんからの情報提供です…

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京都府在住の高野さんから、若狭富士;青葉山の写真と説明文を送って頂きました。2003-12-7
    

若狭富士を撮りました。青葉山以外の写真についてですが、朝日は大飯町というところから小浜方面を写したものです。

ひょうたんの形をした小島は宮津市内で残念ながら小島じゃなくて陸続きなのですが、古墳に見えるのです、裏に写っているのは関西電力のエネルギー研究所です。ずっと気になっていました、前に泰山さんにお話した久理蛇神社の近くでこれと言った名前が分からないから地元の人に聞いて来ます。
久理蛇が栗田になり旧村名が栗田村となっています。

青葉山の京都府側には西国二十九番 松尾寺が中腹にありそこから登山できます。

僕の実家は網野町というところで丹後大震災の震源地です。(村は全壊したそうです) 車で3分で赤坂古墳に行けますし、母の実家は日本海側で最大の銚子山古墳の麓にあります。

(泰山さんが言っていたこの周辺の)ストーンサークルの一つは磯砂山と思うのです、あそこからは天橋立・小天橋・青葉山まで見渡せるのですが山の形自体はたいした事はないのですがキーポイントのような気がします。

地図で確認したところ、あの古墳に見える小島は栗田の小田宿野というところにあり青葉山から延長上には天橋立の中間の磯清水をとおり、ずっと行くと城崎の手前の豊岡の気比の浜に到着しました(ピラミッドの来日岳とは少しずれます。)

あとご存じとは思いますが、青葉山と由良ケ岳と緯度が同じでした、その延長上には加悦の古墳と久美浜町の高竜寺ケ岳・法沢山と繋がって行きます。

高野

  


 

10月末に高野さんから久しぶりにメールをもらったのですが、実はその直前に、朝方あるピラミッド 山からの遠望の”鮮明なイメージ”を夢で見ました。そのときの記憶を描いたものが上のイラストです。

「日本海」という明確なイメージと若狭・丹後辺りのピラミッド山上という意識があり、 イラストのようにそのピラミッド山から北西方向に遠方から順に、「オショロのような環状列石」、 「一隅が欠損した方位石の様な巨石のストーンサークル」、手前に「巨石の洞窟でできた陰石と メンヒル状の陽石の組み合わせ」が、ひとつのライン上にきれいに並び、そのピラミッド山に続いていました。

夢の中のイメージなので、三つの巨石群は日本海を望む俯瞰地図上に浮いているように大きく出現しました。
同時に、「安寿と厨子王」、「古代朝鮮半島」などのキーワードが強くイメージされて、 久々に強烈な印象に残るものでした。

そんなおりその直後に、高野さんから若狭富士;青葉山探訪計画を聞かされて、その”夢見”の ピラミッド山が”青葉山”であるのではないかと思ったのでした。青葉山が若狭随一の霊峰であることは 以前から知っておりました。

私としては、北西方向へ強く意識が向きましたので、青葉山から磐座のある真名井神社(籠神社奥宮)を 通り、赤坂今井古墳を抜け、網野町を経由して朝鮮半島北部へとつながるラインかと考えましたが、 高野さんの言うように、青葉山からほぼ真西に、(安寿と厨子王が関係する)由良ケ岳、ストーンサークルが山頂に ある磯砂山(イサナゴヤマ;天女伝説あり)のラインが濃厚なのではないかと思います。

ピラミッド山としての青葉山の麓か近隣に、”陰陽石”らしきものがあると思うのですが---

”夢見の陰陽石”はかなり巨大で、特に陰石は巨石というよりか、「沖縄のセーファーウタキ」のように 両サイドの岩盤によって洞窟が形成され、そこの手前にかなり大きな陽石が塞ぐようにあるというものでした。

上のイラストのような陰陽石をどなたかご存知ならば教えてください。
また、日本海近くにやや小ぶりの環状列石のような遺跡があればご連絡ください。これは古墳最上部の 列石かもしれません。(岡山県の盾築古墳のような列石のような---)

いずれにしても古代、日本の日本海側と朝鮮半島とが密接な関係を持っていたことが---とても印象に残ったのでした。

高野さんたびたびの貴重な探訪記録をありがとうございました。いずれあらためて若狭・丹後の現地探訪を 一緒にしましょう。

…泰山

  


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 写真001→若狭湾の高浜町辺りから望む若狭富士;青葉山の麗姿。

---photo(C)-2003-by-Takano@ Kyoto





 写真002→001のアップ。

---photo(C)-2003-by-Takano@ Kyoto





 写真003→若狭湾青戸大橋付近からの青葉山。

---photo(C)-2003-by-Takano@ Kyoto





 写真004→同上。

---photo(C)-2003-by-Takano@ Kyoto





 写真006→若狭湾に浮かぶ小島。

---photo(C)-2003-by-Takano@ Kyoto





 写真007→宮津市日置辺りから宮津湾を東南に青葉山方向を見た景色。
手前のこんもりした瓢箪型の地形が古墳。
裏に写っているのは関西電力のエネルギー研究所。

---photo(C)-2003-by-Takano@ Kyoto





 写真008→大飯町(おおいちょう;福井県)から東方向に小浜市を望んだ朝日。
小浜湾に照る朝日が美しい。

---photo(C)-2003-by-Takano@ Kyoto



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