甲府市から塩山に向かう。恵林寺方面への右折をそのままやり過ごし、道なりに山へ向かいます。
牧丘町を目指してクルマを転がすこと約20分。それらしきものが全く見えない不安に、ふと
西保中という村の片隅にクルマを止めて、近所のおばさんに私は聞きました。
「あのう、すいませんが、この当たりに立石様と呼ばれるものがあると聞いたんですが?」
おばさんが、間髪入れずに、そして苦笑いをしながら「この谷のちょうど向こうよ、ほらお社がみえるでしょ。」
とわたしの真後ろを指差します。ちょうど聞いたところに、”それがある”ってこと、よくありますよね。
だけど、そこに止まらずに、そしてそのおばさんがいなければ、この立石神社は90%はわからずじまいでしょう。
そんな辺鄙な小川沿いにこの立石神社はひっそりと佇んでいます。それは丁度、大石神社が背負う
帯那山の東方に位置する場所なのです。神秘と幽玄さの中にも明るさがある、立石さまを音楽と一緒に
ご堪能ください。