in Toyama Pref. /a typical clear shaped pyramid Togari as an ancient religious rites place
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『泰山の古代遺跡探訪記』Topページ
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尖山
と書いて、
「とんがりやま」
と読みます。地元の人は
トガリ山と呼びます。尖山は
その急峻で正確な容姿において、
最も有名な日本のピラミッドです。
太古日本のピラミッドの発見者である
酒井勝軍は、理想的なピラミッドの形態は
76度50分という非常に急峻な勾配を持つ、
と言及していますが、日本のピラミッドの中で
それに最も近い勾配を持つのが、この尖山でしょう。
平均斜度63度という急斜面でありながら、正確な四角錐
の状態を永年保ち続けることも大きな興味を抱かせてくれます。
富山鉄道立山線に沿って小1時間もクルマを走らせると、未だ平野の
続く地点に忽然とその麗姿をのぞかせます。まっすぐ伸びた車道が遠方で
山の緑に交わる当たりに、皆が同時に「あっ!あれだ」と発見の歓喜の声をあげる
ように、それは浮かび上がってきます。空中に突き刺さるように屹立する尖山のカタチ
をどうしても一目見たいと思っていました。尖山の頂上で、ふと浮かんだ実感、それは
「ここはきっと何か大仕掛けなシステムの一部ではないか」というものでした。それは大掛かりな祭祀場
かあるいは大発着基地のような…。この感覚は他のピラミッドや巨石を訪ねたときとは少し次元が違うようにも思えました。
選らんだ曲はテクノポップ調です。

目に飛び込んでくるその姿はあまりに美しい。これが標高559mの尖山である。
写真で見てもその尖鋭さは確認できると思うが、実物の方が圧倒的に「尖がっている」。
地元では親しみを込めて「トガリやま」と言っていた。ニュアンス的にはそれが的確だ。
昭和50年代週刊誌の特集で一躍有名になった。富山大学でも本格的な調査をしたが、
その後沙汰止みとなっている。誠に惜しい話である。歴史の真実はパンドラの箱ではない。
恐れも遠慮も不要なのだ。それは歴史の真実はもっと強固で、深く、そして「温かい」
ものだからである。この山の頂上付近からは古代青銅製の鏡も出ている。また、同じ
高山山塊の位山と光の共演も見られるそうだ。頂上から見渡せる360度の展開に、
たかだか2000年の有史など、一瞬の夢まぼろし…な・の・だ。

登山口から頂上に至るまでは
頂上真近の階段道。
山の急峻さが写真でもわかるはずだ。
頂上までこうした道を何度も
折り返しながら登る。
標高の割には登頂に時間がかかるゆえんだ。
尖山の頂上は約10畳ほどの大きさしかない。

尖山標識。


北アルプス方面の展望。

美女平を望む。

尖山の西方の太鼓川。富山鉄道立山線がこの上を横切る。

尖山の北側に広がる「飛行場のような」平坦部。
ここは天林(てんばやし)と呼ばれる上部が平坦な段丘なのだ。
尖山を後にしてしばらくした後、尖山を振り返ったときの情景だ。
そこには南米のティオティワカンを彷彿させるような、広い参道と本殿としての尖山があるのだ。

これは尖山と天林と北に位置する新宮山の鳥瞰イメージだ。新宮山とは言い得て妙である。
南紀の熊野になぞらえれば、さしずめ尖山は本宮ということになる。
この新宮山を拝殿とみなせば、葦嶽山と鬼叫山の関係を思い出さずにはいられない。
鬼叫山も葦嶽のほぼ北に位置する。新宮山も要探訪である。
鏡岩やドルメンが眠っている可能性がある。因みに飛騨高山の位山や日輪神社は尖山の南に位置する。
天林の大地に立って、尖山を仰ぎ見たとき
私の頭の中に「古代の巨大システム…」というキーワードが横切ったのである。
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